プレップクラス
小さな水族館を見る
三浦半島の先端の磯は地元の漁師さん以外は訪れない場所です。ここには、ほとんど手つかずの自然、「小さな水族館」がありました。みんな夢中になって生き物をさがし、見つけたものを全員でしっかりと観察しました。この日は保護者の方の参観日だったので、子どもたちと一緒に、何度も歓声をあげていました。天気にも恵まれ、おとなも子どもも、とても楽しい一日でした。
網でつかまえる
埼玉県蓮田市にある黒浜沼の、沼につながる狭い水路にはおどろくほどたくさんの生き物がいました。水から網を引き上げるときは、どきどきします。四つ手網の底が水面近くに見え始めると、光って動くものがたくさんいます。サカナが網の中で跳ねています。「いた、いた、いた!」、サカナを捕ることがこんなにもおもしろいなんて、初めての経験でした。捕れたサカナやエビは水槽に入れて観察し、その後、沼に戻しました。
自然の宝ものを感じる
神奈川県にある相模川の川原で石を集めました。遠くから見ると石はみんな同じように見えますが、一つひとつ見てみると、色、形、大きさ、さわった感じ、みんなちがうことがわかります。自分が気に入った石を集め、みんなのものとくらべました。川原にある石は、どこから来るのか? そもそも石ってどんなものなのか? ちょっと難しいですが、そうしたことについても、みんなで考えました。持ち帰った石は、とても重かったです。
さまざまなふしぎを知る
埼玉県の比企丘陵でタネさがしをしました。当日は外で活動するには絶好の、秋晴れのすばらしい天気に恵まれました。緑の多い丘陵地をゆっくりと歩きながら、目についた植物のタネを集めていきます。「えっ、これがタネ?」というものが、たくさんありました。集めたタネを「くっつくタネ」「風で飛ぶタネ」「食べられるタネ」などになかま分けして、それを標本にして持ち帰りました。