活動内容(年長児クラス)

特別振替

※詳細はあらためて対象の皆さまにご案内します。
※参加(振替)できなかった日数に関わらず、年度末の特別振替1回に参加していただくことで、すべての振替に替えるものとします。特別振替は全クラス合同で開催します。

クラス別テーマ概要

プレップクラス

下記の7つのテーマから、5つのテーマを選んでお申し込みください。ご希望により、6テーマ以上の申し込みもできます。

各回の定員:45 人
最少催行人数:15人(最少催行人数に達しない場合は、別日程への参加ご検討いただく場合があります)

出発解散場所について

テーマ1
川原の石を調べる、標本にする
川原の石を調べる、標本にするていねいに見る、くらべてみる

川原を歩いて、そこにあるいろいろな石を、ていねいに見ていきます。漠然と見ていると石はどれも同じように見えるかも知れませんが、一つひとつていねいに見ていくと、それぞれの違いがわかってきます。かんたんな図鑑を見ながら見つけた石を分けていき、最後は標本に仕上げて持ち帰ります。

ねらい

石は色、見た目、手触りなどに違いがあります。砂岩という石ひとつをとっても、色が微妙に違っていたり、形もさまざまです。まずは同じものをいくつか集めていき特徴を知るようにします。これを4~5種類の石について繰り返していくと、石がどういうものかが徐々にわかってくるはずです。「石のできかたの違い」についても学びます。

予定地

東京都あきる野市・秋川流域

活動日程
  • 4/20(日)
  • 5/17(土)
  • 5/18(日)
テーマ2
磯の潮だまりで生き物をさがす
磯の潮だまりで生き物をさがすしっかり観察できるようになる

潮が引いたあと、磯にはいくつもの「潮だまり(タイドプール)」が現れます。そこに隠れている小さな生き物を、少人数のグループに分かれて観察します。また、グループのみんなで協力しながらカニなどの生き物を採集し、個々の特徴などをよく観察し、違いや似た点などを確かめます。その後、生き物は磯に戻します。

ねらい

家庭の浴槽ほどの大きさの潮だまりであっても、そこにはカニ、ヤドカリ、巻き貝、イソギンチャク、小魚などが隠れています。この活動では、小さな潮だまりにも多様な生き物が生活していることを知り、小さな命の存在について認識を新たにし、それらに親しむようにします。また、どうして「潮だまり」が磯にできるのかについても理解を深めます。

予定地

神奈川県横須賀市・天神島臨海自然教育園

活動日程
  • 6/8(日)
  • 6/14(土)
  • 6/15(日)
テーマ3
水生昆虫を調べる
水生昆虫を調べる川に入って生き物をさがす

川底にある大小無数の石の裏側に隠れている生き物を、実際に川に入ってさがします。一つひとつの石の裏側を観ていくと、4~5種類の生き物が見つかるはずです。生き物の大きさは大きくても数cmで、小さな石をいくつも固めて巣にしているもの、石の表面をすばしこく移動して逃げるものなど、さまざまです。これを採集して観察します。

ねらい

川を中心とした、自然環境における食物連鎖の基本を知るようにします。水生昆虫はカゲロウやカワゲラ、トビケラなどですが、これらの成虫はサカナや鳥のエサに、幼虫は水中にいる別の生き物のエサになります。川の中の小さなサカナは、より大きなサカナや鳥のエサになります。川には川の「食べる、食べられる」の関係が成立しているのです。

予定地

東京都あきる野市・秋川流域

活動日程
  • 7/5(土)
  • 7/6(日)
  • 7/12(土)
  • 7/13(日)
テーマ4
里山のフィールドマップづくり
里山のフィールドマップづくり生き物マップづくり

里山には、池、小川、たんぼ、畑、湿地、丘陵地などがあります。これらを巡る小径を歩きながら観察を進めます。観察できる生き物は、チョウやトンボなどの昆虫類をはじめ、サワガニ、ドジョウ、タニシ、カエルなどです。そして、どこでどういう生き物を見つけたかをまとめて、「里山のフィールドマップ(里山の生態マップ)」を作ります。

ねらい

里山の生態の基本を、フィールドマップ作りから理解する活動です。サワガニは水のきれいな小川の近くでは見つかるけれど、濁った水の中にはいないこと、タニシはその逆であることなど、自分が歩いて確かめた事実にそって、それぞれの生き物の生き方への理解を深めます。捕れるものは実際に捕って観察し、観察した後は必ず元に戻します。

予定地

東京都あきる野市・横沢入

活動日程
  • 9/14(日)
  • 9/15(月)
  • 9/21(日)
テーマ5
サカナを網で捕る
サカナを網で捕る四つ手網の使い方をおぼえる

四つ手網と玉網(たもあみ)を使って、沼の水路に隠れている小魚やエビなどを採集します。まず、四つ手網の組み立て方を覚えたら、次に水路のどういうところにサカナがいるのかを知り、そこに四つ手網を沈めます。そして網にサカナを追い込んでいき、みんなで網を引き上げます。採れたサカナなどは観察容器に入れて特徴などを確かめた後、沼に戻します。

ねらい

四つ手網や玉網などの道具を使う採集方法を体験することで、「道具の使いこなし」を覚えます。道具の役割を知り、効果的な使い方、安全な使い方を会得します。そして、濁った水にも生き物がいること、姿の見えないサカナなどの習性を理解することで、生き物への関心や興味を深めます。特に、サカナのヒレの動かし方をしっかりと観察します。

予定地

埼玉県蓮田市・山ノ神沼

活動日程
  • 10/25(土)
  • 10/26(日)
  • 11/2(日)
テーマ6
貝殻標本を作る
貝殻標本を作る形のちがいの不思議とおもしろさに気づく

貝殻が集中的に見られる「貝だまり」と呼ばれる場所で貝殻を集めます。そこにはテニスコート3面分ほどの面積の砂浜に、無数の貝殻が集積しています。風雨にさらされて退色していたり割れていたりするものが多いのですが、ていねいに探していくと「お宝」に巡り会えることも!そこで自分が気に入った貝がらを集めて標本にします。

ねらい

貝殻は大きく二枚貝と巻き貝に分かれます。二枚貝は見た目どおりですが、巻き貝がちょっとやっかいです。アワビやトコブシは二枚貝の片側だけの貝殻に似た形状をしているのに、分類上は巻き貝だったりします。このようなわかりにくいものが他にもいます。なお、標本にする貝殻は、多少欠けていたり摩滅しているものでも対象にします。

予定地

神奈川県横須賀市長井・和田長浜海岸

活動日程
  • 1/12(月)
  • 1/17(土)
  • 1/18(日)
テーマ7
カエルのたまご
カエルのたまご見つける、さわる、顕微鏡で調べる

冬枯れの里山を歩いて、カエルのたまごをさがします。さがすのは池や水が溜まっているところです。この時期にたまごを産むのはアカガエルのなかまです。冬眠を中断してたまごを産むと、また冬眠に戻ります。不思議な生態です。ちょっと難しいですが、なぜ寒い時期にわざわざたまごを産むのか…その理由について考えてみます。

ねらい

たまごを産むことは、動物にとっては子孫を残すための大切な行動です。しかし天敵に襲われたりして、産んだたまごがすべてふ化することはまれです。そこで、アカガエルは天敵が活動していない、真冬にたまごを産むことを選択したのです。透明な膜に包まれたカエルのたまごは、触ってみると独特の感触があり、また不思議な存在感があります。

予定地

東京都あきる野市・横沢入

活動日程
  • 2/22(日)
  • 2/23(月)
  • 3/1(日)