プレップクラス
磯の潮だまりで観察する
三浦半島・荒崎の磯で、おもに潮だまりの生き物を中心に観察を行いました。潮だまりではカニ、ヤドカリ、イソギンチャク、ハゼなどの小魚、巻き貝などが観られます。ただし、騒がしいと生き物は隠れてしまうので、観察のやり方を覚え、みんな静かにじっとして、真剣な表情で生き物たちを見つめていました。春の磯は気持ちの良い風が吹いていて、楽しい一日を過ごせました。
サカナを網でとる
埼玉県蓮田市にある、「山ノ神沼」に行きました。沼や近くの水路の水は茶色に濁っているので、そこにサカナがいるようには思えません。でも、四つ手網を入れて数分間、じっと待ってから素早く網を引き上げると…そこには銀色に光る何匹ものサカナが勢いよく跳ねていました。みんな興奮が収まりません。生き物を捕まえるのは、本当におもしろいのです。
里山の生き物フィールドマップをつくる
東京都あきる野市にある、「横沢入」で生き物の観察をしました。 どういうところに、どんな生き物がいるのか、里山のあちらこちらを歩きながら、田んぼの横の小川を観たり、棚田の奥の小さな池や草原を調べたりしました。トンボやチョウなどの昆虫、タニシ、ドジョウ、カワニナなどの水の生き物、また草花も調べました。みんな、すてきな「フィールドマップ」ができました。
昆虫採集
神奈川県の、丹沢に行きました。チョウやトンボを採りましたが、この日の活動の目的は昆虫の採集だけではなく、採った昆虫を正しい方法で標本にすることです。採った昆虫を虫かごにたくさん入れて、結局は死なせてしまうことが多いのですが、大切な「いのち」は無駄にしない、ということを知るためにも、昆虫を1匹だけ選んで、長く残せる正しい方法で標本にしました。
川原で石を集める
神奈川県の西にある、酒匂川の川原に行きました。ここではおもしろい石が見つかります。それは、富士山と丹沢の石です。それぞれの石の由来や見た目の特徴を知り、それらの石を川原でさがしました。鮎が泳ぐ川の近くで見つかる石は泥の汚れもなく、とてもきれいです。集めた石は名札を付けて標本にしました。また変わった形の石には絵を描いて、ストーンアートを楽しみました。